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のぐち コラム

か みひろや幼稚園へ寄稿した物を順次掲載しています。(上位最新)

以前の寄稿コラムはこちら⇒

こんにちは。
日増しに秋の深まりを感じる季節となりましたが、いかがお過ごしですか。

渡辺和子さんの「愛と祈りで子どもは育つ」という本に出会い、読み始めています。
子育て中に読んでおけば良かったと思いましたが、いつの年代で読んでも心にときめきを与えてくれる本です。

第一章 親の祈りでは、「これが私、自分を愛するということ」…二十四時間一緒にいて別れることのできない自分と仲良くしたいものです。
全てを「これが私」と受け入れ、いとおしんでやりましょうとありました。

どんな一日だったの?できなかったことや思い通りにならなかったことばかりを考えると、一日一日の尊さを忘れてあせってしまいそうです。
そんな時は、自分を責めるような言葉や想いが巡ってきて疲れてしまいます。

そんなにたくさんはできないよ。
無理しなくって良いよ。
これだけはやった!できたことを一つでも考えると、自分の時間や一日を大事にできたことだと思います。
良かったことに目を向けて一日の自己充実感を感じてみてください。
今日の朝から一日が終わるまでを考えると、自分のために、人のために、沢山のことをして過ごしているのではないでしょうか。
すごく立派なことです。
そう思うと、それぞれ自分の一日、二十四時間を自分と仲良く過ごしていること、自分の小さな自己実現がいっぱいあったことに気が付くと思います。
家族が揃って無事に一日を過ごせたことはとっても幸せなことです。

虫の音が一日の疲れを静かな心へと誘ってくれているかのようです。
秋の夜長、一日の終わりに、ゆっくりと家族団らんの時間を大切にしたいものです。
これからの季節、朝夕冷え込んでまいりますので、お身体を大事にどうぞご自愛下さい。
                      平成29年10月
こんにちは。
朝晩だいぶ涼しくなりました。
さわやかな秋風や虫の音に心地よさを感じながら過ごしています。
皆様お元気でお過ごしでしょうか。

お子さんたちは、夏の暑さの厳しさにも負けず、夏休みの思い出とともにひとまわりたくましくなったことでしょう。
幼稚園では、その姿で、運動会へ向けての練習をきっとたくさん頑張っていることだと思います。

毎日の練習では、主人公である子どもたちの成果は、なかなか手に取るように分からないかもしれませんが家で練習している時とか、お話に出た時は過分な期待 の言葉や否定の言葉ではなく応援する気持ちで寄り添ってくださいね。
子どもなりに疲れている身体を「練習頑張ったね」「疲れたね」「帰ってゆっくりしようね」など寄り添うことでは疲れは心地よく癒されます。
そして明日へと本番へとモチベーションも上がります。
いざ、力を出す時のために良かったところ「良い足しているね」「頑張っているね」「なかなかかっこいいよ」「転んでも大丈夫だよ、すぐに立ち上がれるもん ね」など認める言葉や安心の言葉でお話してみてください。
認められたり安心することで、尊重感が高まり本当に力が出ます。

本番は、楽しみだったり少しの不安を感じたりと子どもも親もそして先生も誰もがそんな気持ちになったりすることもあります。
遅かった、早かったなども大事ですがいろいろな欲や目先のことでの判断ではなく全身でやり遂げたことや披露してくれた姿にたくさんほめてさしあげてくださ い。
今年も競技やお遊戯はたのしみですね、みなさんの楽しんでいる姿や声援や笑顔が想像できます。
お子さんが自分の力で成し遂げた姿や成長の喜びを分かち合ったり和みのある運動会をお楽しみください。
遠くから祈っています。
これからの季節、朝夕冷え込んでまいりますのでお身体を大事にどうぞご自愛下さい。
                       平成29年9月
こんにちは。
元気に楽しく夏休みをお過ごしでしょうか。
関東では40年振りの長雨に冷夏だそうですが、肌寒く温かい飲み物を身体が自然と欲していました。

皆さんの夏休みはいかがでしたか、思い出はできましたか。
お盆のお休みの時に、上野の国立科学博物館で開催されている深海展を観に行きました。
ものすごい大雨の影響もあって、たくさんのお客さんで込み合っており入場制限をされ、入ることができませんでした。
雨宿りをしながら小雨になるのを待っていようか、帰ろうか、動きが取れず予定していたことが思い通りにならなくて戸惑いました。
上野の森は美術館が数箇所ありますので国立科学博物館から近くの東京国立博物館へとりあえず行ってみました。
そこでは「タイ〜仏の国の輝き〜」を開催してました。
仏像全般、タイの仏像と日本の仏像の顔やスタイルの違いや共通する箇所、歴史から見た日本とタイの関係等「もっとゆっくり観たかったね」と思えるくらい面 白く楽しむことができました。
上野駅構内では雨漏りが数箇所あり、池袋の駅ではホームから駅の中へ土砂降りの雨が階段を流れ通行止めになっていたり、電車も遅れて大変な日でしたが結果 的には良い思い出になりました。

また、昨年からの楽しみのひとつ家の近くのひまわり畑に行ってきました。
たくさんのひまわりがとっても素晴らしく自由に雄大に咲いていました。
花に囲まれた私、ひまわり娘・花娘・幸せ娘と言ってしまいたい気分…
ぱっと明るく元気になり嬉しいものでした。

通常の時でも困難の時でもどんなで時も考えることや行動は自分で自由に選んでいます。
「どうしようか…」自分の自由意思を尊重しながらの目的への行動は気づき発見になり、自分で選んだ行動の積み重ねは楽しい思い出に変わります。

時節柄どうぞお身体ご自愛下さい。
                       平成29年8月 
こんにちは。
とってもむし暑い毎日ですが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
スイカ、かき氷、プールに海水浴、夏祭り、盆踊り、花火、虫取り、夏の楽しさはたくさんありますね。
もうすぐ夏休み、いろいろ考えるとわくわくするような気持ちになります。

自分の子どもの頃の夏の思い出は勿論たくさんあったと思いますが思い出すとなると、う〜ん、と思い出す力を振り絞り、そうだった…と少しずつ、でもセピア 色に近い思い出になっています。

どちらかというと子育てをしていた最中の方がはっきり思い出します。
ずいぶん前のことですが、つい昨日のことのように鮮明にカラー付きであの頃を思い出すことができるくらいです。
力を出して頑張ったことや、とっても楽しかったことは印象に残っていて心のアルバムからぱっと浮かびやすいと思います。

夏休みも、子どものために、子どもと共に何かしようとプランを立て一緒に楽しめることで、やったー!という喜びは、大きな力と良い思い出になります。
大きくなると関りでの変化もあり、ともに乗り越えることの力も試されます。乗り越えた時には、困難と思っていたことは、胸をなでおろしほっとしゆっくり喜 びに変わる良さもあります。
子どもとの喜びを親の喜びに感じられる時、親心は強く育つのかなと思うこともあります。

子どもは可愛いけれど、子を育てるということでは忍耐、我慢はつきものです。
だんだんと心に力が付いていると思いますが子育て中は、好きなことをしたり、子どものために頑張っていることなど誰かに話を聞いてもらったりしながら気持 ちにゆとりを持てる工夫も楽しみのプランにしてみてください。
楽しい夏休みをお過ごしください。

暑さが厳しい毎日、どうぞご自愛下さい。
                       平成29年7月 
こんにちは。
色鮮やかな紫陽花の花の美しいこと、心が和みます。
お元気でお過ごしでしょうか。

いつのことだったか…
季節感や楽しみを失っていたことがありました。
他人から「桜が綺麗ね」と言われ、はっと我に戻ったという経験があります。
すごく心が疲れていた時だったように思います。
忙し過ぎたり、ながく悩みを抱えていたりするときにありがちなことです。

わくわくするようなことや、とっても楽しみと思えることを考えたり、触れたりしているだろうか…
時々、心のバロメーターをチェックすることは大事なことです。

幸せ感を充足するための、遺伝子に組み込まれている行動欲求の一つに楽しみの欲求があります。
中旬の休日に六人の友達と旅行に行きました。
おしゃべりに花が咲いて「しばらくはこれで頑張れるね」と一年に一度の旅行は大きな楽しみであり喜びであり活力になります。
紫陽花の花の色が綺麗!家事を一段落して飲むお茶は美味しい!上手に出来た!わーっ面白い!なんて小さな楽しみや小さなわくわく、喜びが身近にたくさんあ ると思います。
日々充たすことで、しみじみと幸福を感じたりおだやかな気持ちで過ごすことが出来ると思います。
過去の楽しかったことを思い出して笑ったり、そばにいた人のこと、その時の会話など懐かしく蘇ることもあります。
心の中に楽しみ貯金がたくさんあったことに気づくと、ふと喜びになって幸せ感が膨らむでしょう。

過ごしやすい季節ではありますが、とっても暑い日もあります。
どうぞご自愛下さい。
小さな幸せに触れ心を充たすことを感じながら、快適な生活を楽しんでください。
                       平成29年6月
こんにちは。
日中は、少し汗ばむほどの季節となりました。
お元気でお過ごしでしょうか。

外でのお遊びを心地よく楽しめる時期です。
お子さんたちの園庭での元気な声が明るく響くこと、そのパワーから大人も気持ちが明るく、元気になりモチベーションが高まることでしょう。
元気よく明るく居られることはとっても幸せなことです。

悩む方のお話を聴かせていただくときには、まず「眠れていますか?」「食欲はありますか?」など心身のバロメーターとして伺うことがあります。
人が生きていくうえで、心身の健康を保つために最も大切な「生理的欲求」があります。
眠る・食べる・飲む・休みたい・空気を吸う・清潔にしてたい等、生命維持に関しての本能的な、基本的な欲求です。

快食・快便・快眠・快適な生活をいつも得ることはできていますか。
日常の忙しさに追われ、なかなか充たされることが…という方も多くいらっしゃるのではと思います。

子どもの場合、遊びに夢中で排泄の失敗をしてしまうことやトイレや排泄への緊張から上手くできないということがあります。
また便秘で落ち着けずにいるということもあります。

上手くできるようになるためには、怒らない、余計な心配をさせない又はしない。
安心する声かけや環境を工夫しながら、できたらほめる。
ほっとした気持ちや落ち着き、安心の感覚をたくさん充たせると良いです。

過ごしやすい季節ではありますが、とっても暑い日もあります。
暑くなると食欲がなくなったり、眠れなかったり、水分の摂り過ぎからトイレが気になったり、お腹をこわしたり等体調をくずさないようお気をつけください。
心を充たすことを感じながら、小さな幸せを見つけ毎日の快適な生活を楽しんでください。
                        平成29年5月 
こんにちは。
春風が心地よいこの頃ですね、お元気でお過ごしでしょうか。

今年は、桜の花をゆっくり観賞することができました。
月とコラボの夜桜は風流で酔いしれる気分に、日中の桜はとっても元気に明るく晴れ晴れとした気分になりました。
桜の魅力は素晴らしいですね。
桜に迎えられての良き日、入園・進級おめでとうございます。
かみひろや幼稚園で毎月、講座や相談をさせていただいております保育カウンセラー野口房子と申します。
どうぞよろしくお願い致します。

5月も間近ですが、新しいクラスや幼稚園に慣れましたか。
お子さんを中心に親御さんも先生も頑張っていることでしょう。

新しい環境や知っている場所でも人が変わったり移動したりすると戸惑うことがあり緊張したりします。
戸惑いと緊張を和らげるのには心で感じる居場所づくりが大事です。
声を掛け合うことや挨拶をしたり微笑んだり笑顔で交わしたりすることで気持ちが和み環境に親しみやすくなります。
「ここはいい感じだ」「楽しそう」「ふと安心できる」「いても良さそう」等の想いを心に感じることで環境に慣れる感覚が育まれます。
その感覚から、自分はここに居て良いんだなと肌で感じることが心で感じる居場所です。
慣れ親しみ「自分がここにいて良いんだなぁ」と思うことで自分という存在が明確になり主体的に行動しやすくなります。
その環境が作られる中で自分の所属感と皆さんからの愛を感じることで安心感につながります。

日々の生活に心を充たすことを感じながら大切に、小さな幸せ感を見つけてみてください。
過ごしやすい季節ではありますが、体調をくずさないようお気をつけください。
                        平成29年4月




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